パーマリンクはSEOに本当に効くのか?
2018-05-30 | やってみた
弊社のサイトの検索順位がドドスコに落ちてもうすぐ1年。
アレコレ試しておりますが、正直ゲンナリです。
SEOに関しての基本的な考え方は理解しているつもりで、現にお客様のサイトではぼちぼち結果も出しておりますが、いかんせん自分のところの順位が上がらない。「こはいかに」でございます。
SEO関連の情報をみると、そこには細々とテクニックが書いてあったりしますが、情報源によってそのテクニックが肯定されたり否定されたりで、何が正しいのか分からなくなってきておりますが、その中で「URL構造」というものに着目してみました。
写真はお察しの通り「パーマ」ですよ、どうせ私なんかその程度しか浮かびませんがな。
今回のブログは私がウジウジ悩んでるだけの話なので、ウザいと思ったらすぐに一番下に設置した当ブログの新アイテム「参考になりましたか?ボタン」で5つ星をつけてからお帰りください。
まずはこの順位をご覧ください。
恥を忍んでお見せいたしましょう。「ホームページ制作 名古屋」で弊社を検索した1年の推移です。
昨年の7月上旬までは、多少の上がり下がりはあるものの10位前後をキープしておりました。
が、その後いきなり60位あたりまで急落し、ご覧のようなジグザグ状態なのであります。
ちなみに去年の7月はな~んにもサイトを更新した覚えはありません。
実際のアクセス状況
例えば、ホームページの運用に役立つと思ってせっせと書いたコラム「建物の外観、内観写真をよりよく撮る!」なんかは「建物 写真」という、結構ひしめき合うキーワードの中「2位」に出てきたりと、すべてのページ順位が悪いわけではありません。(2018.05.29現在)
上記のように弊社のサイトはトップページよりコラムから流入されることがほとんどで、ランディングの90%はコラムまたはブログという状況です。
う~ん、なんとなく「コンテンツSEO」っぽい気もしますが、ぶっちゃけね、コラムやブログが上位に出ても見に来る人の大多数はそのページだけ見て帰るので、集客には程遠いわけですよ。
(ちなみにコラムからコンバージョンにつながるケースも稀にあります。稀に)
やっぱね、ちゃんとトップページを見に来る人を増やしたいわけなんです。
そうなるとね、「ホームページ制作 名古屋」かなぁと思うわけです。
いろいろやってみた
60位前後じゃ話にならんということで、この1年間色々とやってみました。
1.キーワードをたっぷり含んだブログやコンテンツを書いてみたり。
2.PCとスマホが別制作だったので、レスポンシブ化してみたり。
3.17年も運営してるので、古くてどうでもいい内容のページを整理してみたり。
4.タグの使い方を見直してみたり。
5.表示速度を上げるよう一部動的部分を静的出力にしてみたり。
6.ツイッターやFacebookでいっぱいシェアしてみたり。
7.トップページの最下部に長文つけてみたり。
・・・虚しい。
で、前からちょっと気になってたのが「URL構造」だったわけです。
Google様のコンテンツに関するガイドラインには以下の記載があり、要はURLをわかりやすくしろとGoogle様は仰られています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
[Google]
これに対し、弊社のコラムやブログは「https://www.cottonwool.jp/cgi-bin/blog/page.cgi?id=321」というように、思いっきり上記に引っかかっておりました。
SEOの情報を見てもこれについてはよく出ていますね。
ちなみに、そんなURLですが先述の通り「建物 写真」で2位ですよ、このURL構造ってホントはどの程度の効果があるのでしょう?
上位サイトをウジウジ見てみると
モヤモヤが残る中、上位サイトを参考にしてみようとウジウジ見た所、まぁ見事にワードプレスが並んでますねぇ。
ワードプレスはパーマリンクもGoogle様が仰られるようなURL構造にカンタンにできるので、どのサイトも「ザ・引数」なんてついてないわけです。
もちろん、上位に出るサイトは各社しっかり作られてますので、パーマリンクひとつで何かが変わるわけではないと思いますが、相違は相違です。
やってみるか・・・
・・ということで自社のプログラムをグリグリし、今までの検索インデックスも、Facebookのいいね!も捨てて、コラムもブログもパーマリンクを「読めるURL」にしました。
例えば、コラム「SSLとは? オカンにも教えておこう!」は
「https://www.cottonwool.jp/cgi-bin/db_c/list.cgi?id=386」だったものが、「https://www.cottonwool.jp/laboratory/security/what-is-ssl/」へ。
このページも以前なら「https://www.cottonwool.jp/cgi-bin/blog/page.cgi?id=321」だったのが、「https://www.cottonwool.jp/blogs/try/321/」となっています。
それだけのことさ、実際どやねん?
しばらくしたらまた状況を報告いたします。
っつーか、そろそろリニューアルしよかな~。。
(htaccessのリダイレクト書いて、リクエストURIをバラして内部で引数化したりと結構面倒だった。。。)
1週間経ってある程度のGoogleインデックスのURIも変わりましたが、とくに順位は変わらないね!
2018-06-11 追記
こんな辺鄙なブログにも、はてなブックマークでコメントを頂いたので、せっかくですから回答してみたいと思います。
パーマリンクはSEOに本当に効くのか? | WEB屋コットンウールのブログURLはあくまでユーザーがそっちの方が分かりやすいよってGoogleが推奨しているだけで、ランキングには無関係では?それよりも競合をどのくらい調べたのかが気になる。
2018/06/04 09:58
これはね~おっしゃる通り!だと思います。
ただね、パーマリンクはSEOに効くといった記事をよく見かけるのも事実で、最近はお客さんもいろいろ情報を集めていて「パーマリンクって効くんでしょ?」と言われた時の回答として、実際に自分でやってみることが大事だと思うんです。
SEOの小技なんてそもそもリバースエンジニアリングですもんね。
あと、競合は自分より上位のサイトはほぼ勉強させてもらいました。
(といってもURI見るだけなんで・・・)
ONOYUGOさん、コメントありがとうございました。
2018-06-12 追記
施行からやく2週間のグラフ・・・
変わらへんわ!
チョロチョロとやりすぎてどツボにハマってる気がするわ。