信頼できるネット情報はどこだ!
2017-02-02 | レビュー
今週の日曜にインフルエンザA型を発症しまして、最高で39.9度というこれぞインフルエンザ!と言わんばかりの高熱でのたうち回っておりました。
すぐに病院にいって治療したこともあって、3日目(火曜)には熱もすっかり落ち着いて、おお!順調順調と思っていた本日、またも38度後半の熱が。
人間弱ると、ネットで病気の記事を探すんですよ。
そこで、「インフルエンザ 熱 ぶり返す」でグーグル先生に聞いてみました。
今時点でのグーグルの1位から5位の結果です。
どれもキュレーションサイトのようですね。
(アフィリサイトと書くべきかな。。)
ん~~先日のWelqの件もあるからちょっと心配だなぁ。
よし、つべこべ言わず気合で最初の記事から読んでみよう!
・
・
~20分経過~
・
・
読んだ!
説明しやすいように、1位のサイトから順に「熱がぶり返す原因」についてどう書かれているかを、まとめてみました。
1位:ミナカラ(引用元)
高熱が下がっても体内にはまだインフルエンザウイルスが存在していて、ウイルスが再び活動しはじめることでぶり返しをおこします
2位:季節の病気.com(引用元)
体内のインフルエンザウイルスを退治しきれていない状態にあるからです。
3位:サラカフェ(引用元)
高熱はインフルエンザウイルスを退治しているから出るって書きましたが高熱が出ない場合はウイルスを退治しきれていない場合があるのです。
そういった場合はまたインフルエンザになってしまい高熱が出てしまうので注意しなくてはいけません
4位:インフルエンザの知識(引用元)
インフルエンザの症状で熱が出る理由は、免疫機能が働いており、免疫が体温を高めて体内の菌を倒そうとする反応であり、すぐ下がる人は倒していない場合が多いです。
また37度の微熱の場合も免疫が強く働いてないため、ぶり返す事が多いです。
5位:むしめがね(引用元)
インフルエンザウイルスがそのような性質を持っている、
発熱を誘導するサイトカインの働きによる、
抗インフルエンザ薬が効いて熱が下がったら、再びウイルスが活性化した
他の感染症に罹った
などの可能性が考えらていますが、
はっきりした原因はまだわかっていません。
今度は運営者を調べてみる
1~4位までは概ね同じ内容ですが、5位は原因不明ということでした。
内容が合っているのか間違っているかなんて、私は医者じゃないのでわかるわけがありません。
なので各サイトの運営者を調べて信頼できそうかを見てみます。
1位:ミナカラ
こちらは東京都港区赤坂にある株式会社ミナカラという、薬局も運営されている会社です。
記事のライターについてもしっかりと紹介されています。
ついでにWEB屋的にドメインの持ち主も調べたところ、しっかり会社の名前で登録がありました。
いいですね!信用できそう!
(但し、記事内容をドクター3人くらいに見てもらわないと本当の判断は難しい)
2位:季節の病気.com
運営者情報は見当たりません。
ドメインの持ち主も見えないようになっています。
3位:サラカフェ
運営者情報は見当たりません。
ドメインの持ち主もわかりませんでした。
4位:インフルエンザの知識
運営者情報は見当たりません。
ドメインの持ち主もわかりませんでした。
5位:むしめがね
運営者情報は見当たりません。
ドメインの持ち主もわかりませんでした。
はぁ!??
グーグルの上位5件中なんと4件が誰が書いたか分からんような記事で埋め尽くされています。
しかも、病気関連のことですよ、当然ながらお医者さんが書いた記事を読みたいわけですよ。
検索順位なんてホントに当てにならないというブログを以前に書きましたが、ここまで酷いのか。
ちなみに6位以下もズラ~っとこのようなアフィリエイトサイトが並びます。
こんな世の中でいいのか!
ちょっとね、怒られるかもしれないけど、
病気・健康に関してはネットは信用しちゃダメ!
言い切ってやったぞ!
この情報元は信頼できるかなんて、いちいち調べてらんないわ
信頼できそうなサイト
これで終わるのもアレなので、信頼できそうなサイトを紹介しておきます。
1.ヘススケア大学
http://www.skincare-univ.com/healthcare/
2.ミナカラ
3.セルフドクターネット
驚きのタイミングでこんなニュースがでました。
「Googleが検索アルゴリズムを変更 「品質の低いサイト」の検索順位を下げ、オリジナル記事を上位に」Yahoo!ニュース
実際どう変わっていくのか楽しみです。
(とは言うものの、あんまり期待はしてませんが・・・)